先日、14年間乗ってきたスズキのセルボが対向車を見ずに右折してきたステップワゴンと衝突しまして、全損となりました。相手が任意保険に入っていなかったので、色々面倒でしたが、保険屋さんのおかげで無事処理できました。
今回、自分の車にドライブレコーダーを付けておらず、事故処理が面倒でした。そこで、ドライブレコーダーのついていないセレナ C26にドライブレコーダーを取り付けましたので、紹介したいと思います。
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今回使用したドライブレコーダー

今回使用したドライブレコーダーは「Watex DVR-DD-2」となります。フロントとバックをつけるタイプであれば、大体施工方法は同じようになるかと思います。
このドライブレコーダーは懸賞で貰えたので、本体はタダになります。自分で買うのであれば、ミラー一体型が欲しかったなーと思っています。以下の商品はAmazonの売れ筋ランキングで5位なので、私が目を付けている商品です。
準備した物
ドライブレコーダーの取り付け方法
まずドライブレコーダーのケーブルにギボシ端子(オス)と丸型端子を取り付けします。BATとACCはギボシ端子(オス)、GNDは丸型端子を取り付けます。
今回はヒューズ電源に差して取り出す低背ヒューズ電源のケーブル側にギボシ端子(メス)が付いているので、ギボシ端子(オス)を取り付けています。

使用した工具セットは「エーモン ターミナルセット(中) 電工ペンチ付」となります。電工ペンチと端子がセットになっていて、最初の1つとしては便利なセットとなります。
グローブボックスの外し方
グローブボックスを外すためには、まずグローブボックスの右下の突起が刺さっている部分を右に押して外す必要があります。

そして一度閉じ気味の状態にして、上に引き上げるとグローブボックス下部の接続が外れ、取り外すことができます。

ヒューズからの電源取り出し
取り外してグローブボックスの裏を見ると、ヒューズの一覧表示を見ることができます。この表示から大体ACCとBAT電源がどのあたりにあるか探します。

ヒューズの一覧から大体のあたりをつけて、検電テスターを使ってそれぞれの電源で以下のように電源供給されている物を見つけます。
- ACC:エンジンOnの場合のみ電源供給
- BAT:常時電源供給
検電テスターの使い方は一方を下部の金属フレームについているネジなどにアースを取り付けし、もう一方を電源につないで、エンジンOnの場合とOffの場合で検電します。そのままだと検電できないので、低背ヒューズ電源を検電する箇所に入れて、ギボシ端子にテスターをつないで検電します。

今回は予想していた箇所がそれぞれACCとBATだったので、一発でそれぞれの電源を見つけることができました。すでに差し込んでいますが、低背ヒューズ電源の接続を確認します。

右上のヒューズボックスからはBAT電源を取り出します。

リアカメラの取り付け
ケーブルを配線する場合はリアから取り付けするとフロントガラス近辺を配線する際にヒューズ電源とリア用のケーブルを合わせて配線することができるので、おすすめです。
リアカメラの取り付けにはまずハッチバックの上部のパネルを外します。赤丸の箇所で止まっているだけなので、ゆっくり引っ張っていきます。
外れたらケーブルを通していきます。リアカメラはまだ取り付けずに電源給電後にカメラの表示から位置を合わせて貼り付けします。またワイパーの動作範囲に取り付けすることをおすすめします。
ワイパー範囲外だと雨の日に表示が水滴だらけとなるためです。

次に蛇腹を取り外しし、そこにケーブルを通していきます。配線ガイドを有効活用しましょう。

蛇腹部分から天井裏に入れて途中で下に落としていきます。ここが一番の難所です。一度下に落とす前に右に出して、そこから下に隙間から嵌めていくと上手くいくかと思います。

下まで落としたら、乗り込み口の下のステップを取り外して、配線していきます。上にあげると何箇所かで止まっているだけなので、簡単に取り外すことができます。
余ったケーブルはこの辺りに入れておくと綺麗に隠すことができます。

助手席側のステップも同様に開けて、配線していきます。そして下部から配線ガイドを通して、ヒューズ位置に一度持っていき、そこからフロントカメラまで、フロントカメラの電源と合わせて配線します。

フロントカメラの取り付け
電源のヒューズボックスからフロントカメラまでケーブルを配線をしていきます。ケーブルとしてはヒューズ接続用の電源ケーブルとリアカメラ用のケーブルの2つとなります。
次の次の画像を参考にピラーを取り外します。配線ガイドを下から通して2本のケーブルをピラーの位置まで配線していきます。

ピラーの外し方は次のように、まずピラーの下部の空気が吹き出す箇所のパネルを引っ張って外して、次にピラーを外していきます。
ピラーは赤丸をつけて箇所にピンで止まっているだけなので、ゆっくり引っ張るとピラーを取り外すことができます。
下から引き上げたケーブルを赤線のあたりに配線を通していきます。結束バンドでしっかり止めておくと振動での音など出にくくなります。

フロント側はフロントガラスと上部のパネルの隙間に押し込んで配線していきます。フロントミラー位置まで配線していきます。
そしてドライブレコーダーを取り付けしていきます。取り付け時はまず、先に電源を入れて、ドライブレコーダーの写りを見ながら貼り付けする位置を合わせることをおすすめします。
そのため、低背ヒューズのギボシ端子✖️2とヒューズ付近のアース取り出し部(フレームにねじ止めされている箇所)に丸型端子を取り付けし、フロント、リアともに写りを確認し、画角が問題なければ両面テープで取り付けしていきます。
フロント、リアともにワイパーの動作範囲に取り付けるように注意してください。

まとめ
以上で、セレナC26へのドライブレコーダーの取り付けは完了となります。ドライブレコーダーを取り付けすることで、事故の内容の証明がしやすくなるので、取り付けすることをおすすめします。
またドライブレコーダーの登録をしておくと、事故後、新しいドライブレコーダーに取り替える費用が出るので、初期費用さえ払っておくと、次の車からはドライブレコーダー代は不要になるので、是非購入することをおすすめします。