今回はこの夏に向けて購入したキャプテンスタッグの「CSクラシックス」のワンポールテントの比較とワンポールテント「CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UV」について、サイズや使用感、設営イメージについて紹介したいと思います。
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CSクラシックス ワンポールテント
キャプテンスタッグのCSクラシックスのワンポールテントは4種類の展開があります。次の表に詳細をまとめています。
各種類について簡単に説明すると3~4人向けの小型のティピーテントと7~8人向けの安価なワンポールテント、そしてサイドの裾が立ち上がっており、端まで使え、入り口も上まで屋根があり、濡れにくい5~6と7~8人向けの豪華なワンポールテントになります。
どれもアルミペグとハンマー、ガイドロープや収納袋などが揃っており、そのまま設営をすることができるようになっています。DODなどではひさし用のポールが付属していませんが、キャプテンスタッグでは標準で付属するようになっています。
CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UV
私はこの中の7~8人向けの安価なワンポールテント オクタゴン460UVを購入しました。家族4人で使用する際に8人用のため、中でもゆったり遊べて、ゆったりと寝ることができるということが選んだ理由となります。
そしてそのような理由で購入した結果、実際使用してみたメリットとデメリットを以下に記載します。
メリット
- エアーベット 100cm * 200cmを2台入れても余裕のある室内
- ワンポールテントのため、大きくても簡単に設営・撤収可能で強風にも強い
- 2面に入口があるため、開けておくと割と涼しい(メッシュ有り)
デメリット
- 460cm * 420cmの面積が設営に必要で、サイトを選ぶ必要がある
(フリーサイトなどでは4人用までなどの縛りがあり設営できない) - 裾がないため、冬場は使用が難しい
- 前室がないため、靴などを入れておくスペースがない
(室内に靴置きを作る必要がある)
簡単にまとめると思った通り大きく、設営もしやすかったが、使えるキャンプ場やサイトが限られるのが問題というところです。
大体の区画サイトなどでは問題なく使えますが、サイトの広さが狭いとうまく設営しないとタープが張れないなどの問題が発生します。今回撮影したサイトは100㎡程度の広さがあったので、設営が楽でした。
テント自体はしまうと収納袋に74×23×23cmのサイズで収納することができます。重量は11.5kgあるので、基本的にオートキャンプ向きとなります。

付属ペグ・ペグハンマーの使いやすさ

アルミのY字ペグは20cm以上の長さがあるので、テントのペグとしては十分な耐久性や抜けにくさがあります。一方で、ペグハンマーは簡易のものなので、打ちにくく、正式なものを購入することをお勧めします。
私はペグハンマーについては以下の2つをテントとは別で購入しました。
タラスブルバのペグハンマーはステンレス製で、持ち手の形状や色味が好みだったので、選択しました。
しかしながら、楽天ポイントで購入するためにラクマで未使用品を買ったのですが、沖縄からの配送でコロナにて飛行機の便数が減り、船便に切り替わったため、キャンプに間にあいませんでした。
そこで急遽YOGOTOのペグハンマーを購入し、使用しましたが今のところ打ち心地も良好で、ペグを抜く作業もやり易く、おすすめのハンマーだと思います。
ワンポールテント設営方法
今回つくばねオートキャンプ場のオートサイトにて設営をしました。100㎡程度の広さがあり、8人用ワンポールテントにタープを張っても余裕があるサイズとなります。
グランドシート
テントの設営の際に気を付ける点としては、地面に石などがある場合に傷がつき、そこから浸水しやすくなるので、ガードのためにもグランドシートを購入することをお勧めします。
先程のAmazonのリンクからだとセットで購入できます。私もそのセットを購入しました。純正のものだと入口の向きに赤い紐がついているので、設営時にわかりやすくなっています。
写真撮影のためにペグ打ちしてますが、グランドシートだけの時はまだペグ打ち不要です。

インナーテント設営

インナーテントは2箇所にメッシュ生地の出入り口があります。グランドシートに合わせて入口の1つを赤い目印の箇所に合わせて設営します。
インナーテントの角についているロープをグランドシートの各角の穴に通して、ペグ打ちしていきます。各角8箇所ペグ打ちします。

アウターテント設営

さらに上にアウターテントを入口部分と中心部分を合わせて設営します。
メインポール設置
続いて中心部分にメインポールを差し込んでテントを立てていきます。中の次の写真のように当て布がある箇所にポールを差し込んで、持ち上げていきます。

差し込んで立てる時に事前にポールの受けをつけていると外れてしまうので、中心位置に受けを置いておいてメインポールを差し込むようにするとスムーズに立てられます。

メインポールを立てると次の写真のようになります。ここからスカート、ガイロープをペグダウンしていきます。

スカート・ガイロープのペグダウン
まずはスカートのロープをインナーテントを止めたペグに止めていきます。そして強風対策のガイロープをペグ打ちしていきます。

スカートとインナーテントのペグは標準のアルミY字ペグを使用しましたが、ガイロープには負荷が掛かるので、28cmの鍛造ペグを使用しています。
タープのメインポールだと40cmくらいが必要ですが、テントのガイロープであれば、30cm程度あれば問題ないです。(砂地などは除きます。)
私はエリッゼステークの鍛造ペグが好みなのでこちらを使用していますが、ソリッドステークもお勧めです。
テント設営完了

タープまで設営が終わるとこんな感じになります。タープ連結アダプターを使用してタープを設営しているので、テントに繋がった形でタープを張っています。
タープ連結アダプターの製作方法は以下の記事で紹介しているので、合わせてチェックください。
テント内部
テントの内部は大人2名、子供2名で使用しましたが、十分な広さがあります。
今回は1m✖️2mのエアーベッド2台とハンモックを室内に設置しましたが、それでも荷物スペースや机のスペースなどが確保できるので、家族でゆったり使用することができました。
また入口が2方向にあるので、両方を開けると風通しも良好です。

まとめ
今回はキャプテンスタッグのCSクラシックスのテントの比較とオクタゴン460UVの設営の紹介をしました。
8人向けの大型のテントですが、実際は4人くらいで使うとゆったりと使用できるので、大変お勧めです。またワンポールのため、設営がかなり楽で1人でも設営できますし、2人いるとものすごく楽です。
皆さんも広いテントでキャンプ場でゆったりと過ごしてみてください。