Amazonでは昔は売れ筋順などもう少し並び順を色々と変更できましたが、今はおすすめ順などの順番しか使用できません。そのため、検索結果が使いづらく、本当に人気の商品、売れている商品は何か?
また、商品名に色々なワードを入れている中華製品なども多く、検索で必要な商品を見つけることも大変になっています。
そこで今回はurlに貼り付けることで、ソート順や不要な商品を削るための方法を説明します。
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アドレスバーで使える裏コマンド一覧
アドレスバーに追加で入力して使用するコマンドになります。昔は普通に検索のソート方法としてあったベストセラー順や金額の上下限などをより細かく設定できたり、便利なコマンドとなります。
以下のように普通に検索窓から検索した結果のURLの後ろに追加でコマンドを入れて、URLを表示させます。

コマンドは以下のように、並び替え系や絞り込み系のコマンドがあります。全部で20種類となります。「&s=」は「&sort=」の省略形であり、同じ意味で使うことができます。そのため、「&s=」はソート順を操作するコマンド関係となっています。
コマンド | 内容 |
---|---|
並び替え系 | |
&s=salesrank | 売れている順に並び替え |
&s=-salesrank | 売れてない順に並び替え |
&s=popularity-rank | 人気の高い順に並び替え |
&s=-price Or &s=price-desc-rank | 価格の高い順に並び替え |
&s=price Or &s=price-asc-rank | 価格の安い順に並び替え |
&s=titlerank | アルファベット順(AからZへ)に並び替え |
&s=-titlerank | アルファベット順(ZからAへ)に並び替え |
&s=-releasedate | 発売日の新しい順(発売日未定商品を含む)に並び替え |
&s=releasedate | 発売日の古い順(発売日未定商品を含む)に並び替え |
&s=date-desc-rank | 発売日の新しい順(発売日の記載がある商品のみ)に並び替え |
&s=-date-desc-rank | 発売日の古い順(発売日の記載がある商品のみ)に並び替え |
&s=review-rank | レビューが良い順に並び替え |
&s=-review-rank | レビューが悪い順に並び替え |
絞り込み系 | |
&emi=AN1VRQENFRJN5 | マーケットプレイス出品を除外する |
&pct-off=50- | 50%OFF以上の商品を表示する(数字は変更可能) |
&pct-off=-50 | 50%OFF以下の商品を表示する(数字は変更可能) |
&pct-off=30-50 | 30%~50%OFFの商品を表示する(数字は変更可能) |
&low-price=2000 | 2000円以上の商品を表示する(数字は変更可能) |
&high-price=10000 | 10000円以下の商品を表示する(数字は変更可能) |
&low-price=2000&high-price=10000 | 2000円~10000円の商品を表示する(数字は変更可能) |
上記のコマンドリストの中で、よく使うコマンドは「&s=salesrank」や「&s=popularity-rank」のように売れている順や人気の高い順です。
売れている順はそのままで販売数量のランキングですが、人気の高い順は売れ筋ランキングの中で、24時間前に比べて最も売上が伸びた商品のランキングです。たとえば、ある音楽商品の売れ筋ランキングが前日は30で今日が10であるとします。この場合、人気度ランキングの増加率は200%になります。
そのため人気の高い順の場合は瞬間的に人気が上った商品が分かるようになります。
中華製品を除くためには
このようなコマンドを利用して中華商品を除きたい場合は、以下のような組み合わせがおすすめです。先ほど説明した「&s=salesrank」か「&s=popularity-rank」と「&emi=AN1VRQENFRJN5」を組み合わせると売れ筋や人気のランキングとなり、加えて中国から発送されるようなマーケットプレイス出品を除くことができます。
マーケットプレイス出品にも国内発送の結構いい商品があるので、そこもみたい場合は「&s=salesrank」か「&s=popularity-rank」だけでもかなり変な商品は減ります。あとは「&low-price=2000&high-price=10000」でしっかりした商品の価格帯に制限してしまうと変な中華商品が入る可能性はさらに減ります。
あと使わない方がいいソート順はレビューの評価順です。これは現在も選択できるソート順ですが、意味がわからない商品がランキング上位に表示されたりします。例えば下の画像ですが、「イアホン」で検索しているのですが、電動ソーや工具セットなどがなぜか上位に来ます。これはカテゴリーもイアホンのはずなのですが・・・。
上記のようなことがありますし、また中華製品はレビュアーを買収してレビューで5ばかりのこともあるため、評価順は信用できません。

ストアページをチェック
中華業者か見分けるためにはストアページをチェックすることも大切です。マーケットプレイスのあまりよくない業者は住所の最後の国の情報がCNとなっており、中国の可能性があります。
またレビューが高評価でいっぱいの場合も評価のほとんどが日本語が不自由だったり、普通は5がものすごく多い場合は4も5の数に比例して増えてくるはずですが、5に比べて4が極端に少ないなど、正規分布にしたがっていない場合も業者がレビューを操作している可能性があるため、信用できない場合があります。
まとめ
今回はAmazonで検索する際に便利なアドレスバーに追加するコマンドを紹介しました。検索のポイントは以下です。
- 「&s=salesrank」や「&s=popularity-rank」のように売れている順や人気の高い順で表示する
- 「&emi=AN1VRQENFRJN5」でマーケットプレイス出品を除外する
- 「&low-price=2000&high-price=10000」で価格帯を絞る
- ストアをチェックし、中華発送に気をつける
- レビューをチェックして、怪しいレビューやレビューの分布から怪しい商品は買わない
これらの検索方法を駆使して、普通に売れ筋の商品や人気の商品を見つけるために使うだけでなく、中華業者の悪徳商品を除外することにも使えるため、皆さんも有効活用してください。