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洗濯機の容量目安と選び方まとめ

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洗濯機を購入する時、どのような容量、タイプか悩むかと思います。今回は家族の人数による容量選択や縦型・ドラム式、乾燥機能の有無について本記事を読むことで、皆さんの選択の助けになるかと思います。

ということで、今回は洗濯機の容量の計算方法や乾燥方法の違い、縦型・ドラム式の違いについて紹介したいと思います。

洗濯機の容量の計算方法

洗濯機

パナソニックによれば、以下の衣類の重さを一般財団法人日本電機工業会・自主基準を元に計算すると洗濯物の重量は一人分では1.5kg程度となります。実際の洗濯物の重量にはこれに共用品(色々な場所のタオル等)や季節により服の厚さも変わってくるので、変動量として+α追加されることになります。

  • ワイシャツ 1枚 * 200g
  • 長袖肌着    1枚 * 130g
  • トランクス 1枚 *   80g
  • 綿パンツ    1本 * 400g
  • タオル       2枚 *   70g
  • 靴下          1足 *   50g
  • パジャマ    1着 * 500g

このため、毎日洗う場合の世帯人数毎の洗濯物の重量目安を記載すると1.5kg✖️世帯人数+1~2kgで計算します。世帯人数が少ない方が補正量は多くしています。また子供がいる場合は一人につき、1kg程度余分に容量を見ることをおすすめします。

毎日洗濯する場合の世帯人数毎の洗濯物の重量目安

  • 1人世帯   👉  ~4kg
  • 2人世帯   👉4~6kg
  • 3人世帯   👉6~7kg
  • 4人世帯   👉7~8kg
  • 5人世帯   👉8~9kg
  • 6人世帯以上 👉9kg~

また上記の容量は目安のため、洗濯物を溜めて何日かに1回洗濯をする方は1.5kg * 人数 * 日数で容量を増やすとまとめ洗いがしやすくなるかと思います。週末にまとめ洗いをしたい方は以下の容量を目安に洗濯機をセレクトしてください。

週末まとめ洗いをする場合の世帯人数毎の洗濯物の重量目安

  • 1人世帯   👉4~6kg
  • 2人世帯   👉6~8kg
  • 3人世帯   👉8~10kg
  • 4人世帯   👉10kg~

また乾燥機付きの洗濯機も販売していますが、乾燥機能は洗濯可能重量の半分程度となります。乾燥機能もフルで使いたい場合は洗濯機の容量も大きくする必要があり、現実的ではありません。

5kg以下の洗濯機
5~6kgの洗濯機
6~7kgの洗濯機
7~8kgの洗濯機
8~9kgの洗濯機
9~10kgの洗濯機
10kg〜の洗濯機
全て

乾燥機能

乾燥機能は縦型・ドラム式どちらの洗濯機でも搭載されているものがありますが、ヒートポンプ乾燥とヒーター乾燥タイプに別れます。

ヒートポンプ乾燥

ヒートポンプ乾燥はエアコンの除湿と同じく、熱交換器を通して空気を加熱し、温められた乾燥した空気を洗濯槽に送り込み、衣類を乾燥させ、湿った暖かい空気を熱交換器で冷却・除湿し、再度温め直すという動きをします。この方法では低音・低コストで乾燥でき、乾燥温度が低めなので衣類を傷めにくいのが特徴です。ただし、ヒートポンプは耐久性の面で問題があり、10年使う場合は交換コストが追加でかかります。

また乾燥中に洗濯槽のドアを開くことが可能となっています。(あまりメリットはありませんが。)ヒートポンプ式の洗濯機は基本的にドラム式のみとなっています。そのため、乾燥機能をつける場合はドラム式の方が優位となっています。

ヒーター乾燥

ヒーター乾燥では外気を吸気し、ヒーターで温めた空気を洗濯槽に取り込み、衣類の乾燥を行います。ヒーターで温められた空気のため、高温となります。そのため、衣類が縮んだり、痛みやすく、また電気代が高くなるのが特徴です。ヒーター方式は部品が単純なため、ヒートポンプに比べると故障はしにくく、10年使うことも可能です。ただし、ヒートポンプ、ヒーター方式どちらでも部品数が乾燥機能をつけることで増加しているので、故障リスクは増加しているため、長期保証は付けておいた方が良いです。

あまりすることはないかと思いますが、乾燥中は洗濯槽が高温なため、ドアの開閉はできません。

乾燥機能まとめ

どちらの方式においてもファンのフィルターなどの目詰まりにより乾燥機能が故障することが多いので、定期的なメンテナンスが重要になります。乾燥機能を付けたい場合は乾燥機能の容量の確認(洗濯重量の半分が目安)とメンテナンスや故障リスクを認識の上で購入すると縦型にしておけばよかったなどの後悔がしにくいかと思います。

乾燥機能、特にヒーター方式の場合は服へのダメージも大きいので、ある程度適当に扱ってもいい服の場合に使える選択肢になります。

乾燥機能が欲しい場合は場所は取りますが、縦型+乾燥機という方法もあるので、安価に縦型の洗浄力と乾燥機の容量を手に入れたい場合は検討してみてください。

ヒートポンプ ドラム式洗濯機
ヒーター ドラム式洗濯機
ヒーター 縦型洗濯機
乾燥機能なし 縦型洗濯機

ドラム式と縦型の比較

続いてドラム式と縦型洗濯機の比較をしていきたいと思います。先程の乾燥機能については

ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機の特徴は、主に以下となります。

メリット

  • 節水性
    少ない水量でたたき洗いするため、節水効果が高いです。
  • 乾燥性能
    ドラム式の特徴で衣類が絡まりにくく、乾燥しやすく、ふわっとした仕上がりになります。また乾燥時間が短いため、費用が安く、またヒートポンプ式は低温で乾燥させるため、さらに安価です。

デメリット

  • 洗浄力
    洗い方の問題で皮脂汚れや通常の汚れなら問題ないですが、子供の泥汚れなどは縦型の方が性能が高いです。
  • 費用
    15万〜と縦型洗濯機の倍程度の費用がかかります。
  • メンテナンス性
    縦型と比べるとヒートポンプの部分が壊れやすく、10年使う前に交換が必要になる可能性が高いです。
  • サイズ
    縦型に比べるとサイズが大きくなります。最近はコンパクトなモデルも出てきました。

またふたが前開きなので出し入れがしやすく、上に物が置けるのが良いポイントでもあり、問題点でもあります。一部のママの間では、物が置けるためふとした時に物を置いてしまい、洗濯機から物がなくならないという話を聞きます。それがくらい置きやすいのがドラム式洗濯機です。

また少ない水量でたたき洗いするので非常に節水性能が高く、乾燥機能も高いため、ランニングコストは抑えることができます。

縦型洗濯機

縦型洗濯機の特徴は、主に以下となります。

メリット

  • 洗浄力
    ごしごしと擦り洗いがされるので、全体的に洗浄力が高く、特に子供の泥汚れなどはよく落ちます。
  • 費用
    ドラム式の半額〜7割程度で購入することができます。
  • メンテナンス性
    乾燥機能もヒーター型のため、故障しやすい部品が少なく、メンテナンス性が高く、故障率が低いです。
  • サイズ
    ドラム式に比べるとサイズが小さいものが多いです。ただし、上に物が置けません。

デメリット

  • 節水性
    縦型の場合、水を溜めて洗うため、節水性では劣ります。
  • 乾燥性能
    ヒートポンプ式が使えないため、乾燥時間が長くなる傾向があります。またヒーター式のため、高温となり、電気代が高くなり、また服が縮んだり、痛みやすくなります。

縦型は洗浄力が高く、本体価格も半値程度に抑えられています。一方で、節水性や乾燥性能で劣り、電気・水道代等のランニングコストに劣ります。

まとめ

今回は世帯人数毎の洗濯機の洗濯可能重量目安と乾燥機能、ドラム式・縦型の違いについてまとめました。洗濯可能重量を選ぶ際には自分の生活スタイルから、どの程度の容量が必要か洗濯してみてください。

また乾燥機能は便利ですが、故障しやすくなるというデメリットも併せ持っているため、乾燥機を別で購入したり、浴室乾燥を利用するのも手です。

皆さんも自分にあった洗濯機を購入して、生活をより便利にしてください。

 

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