現在、格安スマホの業界では中国のHURWEIやOPPO等も参入してきており、多くのメーカーがしのぎを削っています。
そのため、安価に高性能な格安スマホが出てきており、最先端機能をすべて使いたいという希望がない限りは5万程度でかなり高性能なスペックのスマホが手に入ります。
ただ今回は、4万以下でも高性能でコスパの良いスマホを妻の新しいスマホを購入するために調査しましたので、皆さんに紹介したいと思います。
CONTENTS
4万以下格安SIMフリースマホ4選
今回は4つの4万円以下の格安スマホを紹介していきます。楽天モバイルの対応状況はまだ未確認ですが、国内3キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)系統のMVNO業者であれば対応バンドとしては問題なく使用可能です。
まず各スマホの特徴を紹介し、最後に元となるスペック比較の表を記載します。
今回紹介する機種は全てワンセグ、フルセグ、ワイヤレス充電等付加機能はありません。その分安価に提供されています。
1位:OPPO Reno A

日本での知名度はまだ低いですが、世界5位のスマホメーカー「OPPO」のミドルレンジのスマートフォンです。傘下に「OnePlus」というハイスペックでコスパ最強のスマホメーカーを持っており、こちらの日本進出も私は期待しております。
4万円という価格でおサイフケータイ、防水に対応しており、さらにはメモリ6GBと他の追随を許さないコスパを出しています。楽天版では通常ストレージ64GBが128GBとさらにグレードアップしています。
また画面占有率が91%と高く、ノッチが狭く、また画素密度も精細でドットは全然目立たないぐらいきれいな有機ELとなります。
フロントカメラの性能が25MPとかなり高くセルフィーを行う人になってはかなり使いやすい機種となります。またOPPO独自の画像の補正機能も充実しています。
他の機種に比べると少し電池の持ちが悪い点が欠点ですが、それを補うスペックを持っています。
カラーも玉虫色というのでしょうか?ブルー系統ですが、色々な色が反射で見えてきれいなカラーリングとなります。私も、妻もこの機種を使用しています。
メリット
- おサイフケータイ(Felica対応)
- 防水(IPX7)の完全防水に対応
- 快適な顔認証によるロック解除
- メモリ6GB、ストレージ128GBでサクサク動き、データ保存余裕
- 画面占有率が91%と高く、価格帯と比較するとノッチが狭いきれい
- 有機ELで画素密度も400台と高く、きれいな画面
- フロントカメラの画素が高く、セルフィーにおすすめ
デメリット
- バッテリー容量は3,600mAhと4,000~5,000mAhの機種と比べると1割から2割程度使用時間が短い
2位:AQUOS sense3

SHARPのAQUOS senseシリーズはコスパが良いことで有名です。OPPO Reno Aより7,000円安い価格で、同じようにおサイフケータイ、防水、防塵機能が付帯しています。
メインカメラにデュアルカメラ(12MP*2)の通常+広角搭載で十分な写真の性能を持っています。
安価な分メモリは4GB、ストレージ64GBですが、SDカードも使用可能なため、容量、メモリ量もハイスペックを要求するゲームを遊ぶことがなければ十分な性能です。
またサイズが他の3機種と比較して20mm程度小さく、小型で日本人の手には持ちやすいです。
さらに他の機種に比べ電池の容量が大きく、また小型で液晶も小さいので電池の持ちがよく一日中使えます。
メリット
- おサイフケータイ(Felica対応)
- 防水(IPX5,8)の防水に対応
- 電池の容量が4,000mAhと大きく、一日使用しても余裕がある
- SHARPのIGZO液晶であり、画素密度も400台と高く、有機ELには劣るがきれいな発色
- 他の機種より20mm程度小さく、日本人には持ちやすい
デメリット
- 画面占有率が81%と低く、ノッチが広い
3位:OPPO A5 2020

1位のOPPOの2万円台の特化モデルとなります。OPPO A5 2020のカメラはメインカメラ、被写界深度測定用サブカメラに加えて、超広角カメラとモノクロカメラが追加されています。
ポートレートでの背景ぼかしに加えて、超広角の風景撮影や陰影を強めた写真などが撮影可能となっています。
またOPPO A5 2020のもう一つの特徴が電池持ちです。バッテリー容量が5000mAhでHD+画質のため、電池持ちが良く、AQUOS Sense3よりさらに連続使用が可能です。
そしてOTGケーブルを利用してスマホをモバイルバッテリー代わりに他デバイスに給電するリバース充電機能に対応しています。
安価な分メモリは4GB、ストレージ64GBですが、Sim2枚の同値待ち受け+SDカードの3スロット使用可能なため、容量、メモリ量もゲームを遊ぶことがなければ十分な性能です。
一方でおサイフケータイや防水機能などは削除されているため、お風呂で使ったり、SuicaやQuick PayなどQRコード以外の電子マネーを使用する方は注意が必要です。
メリット
- 画面占有率が89%と高く、ノッチが狭いきれい
- 4つのカメラで様々な写真撮影を楽しむことが可能
- 電池の容量が5,000mAhと大きく、一日使用しても余裕がある
- リバース充電が可能
- 快適な顔認証によるロック解除
- 2つのSimカードで同時待ち受けが可能(会社用と個人用や通話SimとデータSim等)
デメリット
- おサイフケータイ(Felica)非対応
- 防水機能なし
- HD+画質であり、ドットの粗さが目立つ
4位:HUAWEI P30 lite

こちらも2万円台のHURWEIの特化モデルとなります。こちらもOPPOと同じようにカメラ性能が高く、24MP+8MP+2MPのメインカメラ、深度測定用サブカメラ、超広角カメラの構成となっています。
ポートレートでの背景ぼかし、超広角の風景撮影が可能となっています。
画面は液晶ですが、FHD+であり、画素密度も高くきれいに画像、動画を見ることが可能です。
安価な分メモリは4GB、ストレージ64GBですが、SDカードが可能なため、容量、メモリ量もゲームを遊ぶことがなければ十分な性能です。
こちらもOPPO A5 2020と同じくおサイフケータイや防水機能などは削除されているため、お風呂で使ったり、SuicaやQuick PayなどQRコード以外の電子マネーを使用する方は注意が必要です。
メリット
- 3つのカメラで様々な写真撮影を楽しむことが可能
- FHD+と解像度が高く、また画素密度が400台と高く、ドットが目立たない
デメリット
- おサイフケータイ(Felica)非対応
- 防水機能なし
- バッテリー容量は3,340mAhと使用時間が短い
- 画面占有率が84%と低く、大型の割に液晶が小さい
おすすめ格安スマホモデル比較
今回紹介しましたOPPO、SHARP、HURWEIの4モデルについて上記の説明以外に詳細を比較して見たいかと思いますので、一覧で下記に記載します。
製品情報 | ||||
---|---|---|---|---|
端末名 | OPPO Reno A | OPPO A5 2020 | AQUOS sense3 | HUAWEI P30 lite |
メーカー | OPPO | OPPO | SHARP | HUAWEI |
型番/別名 | CPH1983 | CPH1943 | SH-02M | |
発売年 | 2019年10月 | 2019年11月 | 2019年11月 | 2019年5月 |
発売地域 | 日本:SIMフリー | 日本:SIMフリー | 日本:SIMフリー | 日本:SIMフリー |
言語 | 日本語対応 | 日本語対応 | 日本語対応 | 日本語対応 |
Googleサービス対応 | Googleサービス対応 | Googleサービス対応 | Googleサービス対応 | |
対応バンド・ネットワーク | ||||
2G | 850/900/1800/1900MHz | 850/900/1800/1900MHz | 850/900/1800/1900MHz | 850/900/1800/1900MHz |
3G | 1/2/4/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 | 1/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 |
4G | FDD-LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE:38/39/40/41 | FDD-LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 TD-LTE:38/39/40/41 | FDD-LTE:1/3/4/5/8/12/17/18/19 TD-LTE:39/41 | FDD-LTE:1/3/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE:41 |
ドコモ対応状況 | 対応Band :1/3/19/28 プラチナBandに対応 非対応Band:21/42 補助Bandのみ非対応 | 対応Band :1/3/19/28 プラチナBandに対応 非対応Band:21/42 補助Bandのみ非対応 | 対応Band :1/3/19 プラチナBandに対応 非対応Band:28/21/42 一部プラチナ、補助Band非対応 | 対応Band :1/3/19/28 プラチナBandに対応 非対応Band:21/42 補助Bandのみ非対応 |
ソフトバンク・ワイモバイル対応状況 | 対応Band :1/3/8/28/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/42 補助Bandのみ非対応 | 対応Band :1/3/8/28/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/42 補助Bandのみ非対応 | 対応Band :1/3/8/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/28/42 一部プラチナ、補助Band非対応 | 対応Band :1/3/8/28/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/42 補助Bandのみ非対応 |
au対応状況 | 対応Band :1/18/26/28/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/42 補助Bandのみ非対応 | 対応Band :1/18/26/28/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/42 補助Bandのみ非対応 | 対応Band :1/18/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/26/28/42 一部プラチナ、補助Band非対応 | 対応Band :1/18/26/28/41 プラチナBandに対応 非対応Band:11/42 補助Bandのみ非対応 |
SIMサイズ・スロット | Nano SIM×2(SDカード使用時はデュアルSIM不可) | Nano SIM×2 | Nano SIM×1 | Nano SIM×2(SDカード使用時はデュアルSIM不可) |
ネットワーク関連備考 | DSDV対応 | 2回線同時待ち受け対応 | 2回線同時待ち受け対応 | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 4.2 with BLE |
本体仕様 | ||||
ディスプレイ | 6.4インチ/有機EL/画面占有率91% | 6.5インチ/TFT/画面占有率89.3% | 5.5インチ/IGZO/画面占有率81% | 6.15インチ/TFT/画面占有率84.2% |
解像度 | 2340×1080/FHD+ | 1600×720/HD+ | 2160×1080/FHD+ | 2312×1080/FHD+ |
画素密度 | 403ppi/高精細 | 269ppi/荒い | 439ppi/高精細 | 415ppi/高精細 |
サイズ | H:158.4mm * W:75.4mm * D:7.8mm | H:163.6mm * W:75.6mm * D:9.1mm | H:147mm * W:70mm * D:8.9mm | H:152.9mm * W:72.7mm * D:7.4mm |
重さ | 169.5g | 195g | 167g | 159g |
本体色 | ブラック系/ブルー系 | ブルー系、グリーン系 | ブラック系/シルバー系/ピンク系/カッパー系 | ブラック系/ブルー系/ホワイト系 |
システム仕様 | ||||
OS | ColorOS 6(Android 9ベース) | ColorOS 6(Android 9ベース) | Android 9 Pie | EMUI 9.0 (Android 9 ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 710 | Qualcomm Snapdragon 665 | Qualcomm Snapdragon 630 | HUAWEI Kirin 710 |
オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz | オクタコア 2.0GHz + 1.8GHz | オクタコア 2.2GHz + 1.8GHz | オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz | |
GPU | Adreno 616 | Adreno 508 | ||
メモリ/保存容量 | ||||
組み合わせ | メモリ6GB+容量64GB メモリ6GB+容量128GB(楽天モバイル版) | メモリ4GB+容量64GB | メモリ4GB+容量64GB | メモリ4GB+容量64GB |
ストレージカード | MicroSD対応/最大256GB(SIM2スロット使用) | MicroSD対応/最大256GB | microSDXC対応/最大512GB | microSDXC対応/最大512GB |
カメラ | ||||
メインカメラ | 16MP+2MP(約1,600万画素/約200万画素、深度) | 12MP+8MP+2MP+2MP (約1,200万画素/約800万画素/約200万画素/約200万画素) 広角+深度+モノクロ | 12MP+12MP(約1,200万画素/約1200万画素、広角) | 24MP+8MP+2MP (約2,400万画素/約800万画素/約200万画素) 広角+深度 |
フロントカメラ | 25MP(約2,500万画素) | 16MP(約1,600万画素) | 8MP(約800万画素) | 24MP(約2,400万画素) |
機能仕様・センサー | ||||
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、Beidou、Galileo | GPS、A-GPS、Beidou、Glonass、GALILEO | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) | GPS、A-GPS、GLONASS |
センサー | 指紋認証(画面内蔵)、顔認証 | 指紋認証(画面内蔵)、顔認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証 |
防水/防塵 | 対応 (IPX7 / IP6X) | 非対応 | 対応 (IPX5/IPX8 / IP6X) | 非対応 |
ワンセグ/フルセグ | -/- | -/- | -/- | -/- |
イヤホンジャック | あり | あり | あり | あり |
おサイフケータイ | NFC/Felica | NFC(FeliCa非対応/おサイフケータイ非対応) | NFC/Felica | なし |
バッテリー | ||||
バッテリー容量 | 3,600mAh | 5,000mAh | 4,000mAh | 3,340mAh |
充電 | 有線充電:対応 | 有線充電:対応 | 有線充電:対応 | 有線充電:対応 |
ワイヤレス充電:非対応 | ワイヤレス充電:非対応 | ワイヤレス充電:非対応 | ワイヤレス充電:非対応 | |
ポート | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
その他 | ||||
価格 | 39,800円 | 25,919円 | 33,000円 | 24,500円 |
最後に
今回4万円以下の格安スマホについてOPPO、HUAWEI、SHARPなどコスパの良いスマホメーカの商品を比較し、紹介しました。
現状では4万以下のミドルレンジのスマホをOPPO Reno Aが防水、Felicaを使用する方にとっては最もコスパのよい商品かと思います。
楽天のOPPO Reno Aは+2,000円程度出すだけで、128GBのストレージ容量のため買うなら楽天版をおすすめしています。
皆さんも新しいスマホに替えて、快適な生活を送ってください。