前回、任天堂スイッチやマスク、消毒用アルコールなど新型コロナウイルスの影響で安価に購入することが難しい商品の購入方法として「Keepa」を紹介しましたが、パソコンのみで可能なより高確率で購入可能なツール「Shop Ding Dong」の紹介を行います。
以下は前回紹介した「Keepa」の記事になります。またAmazonの売り切れ商品の入荷通知・購入方法についてもまとめていますので、参考にしてください。
CONTENTS
自動注文ツール Shop Ding Dongとは？
Shop Ding Dongはオムニ７、楽天ブックス ・楽天市場・楽天ビック、Amazon.co.jpなどの対応するネットショップの商品入荷を 自動注文・監視するためのフリーウェアです。
基本的な機能は、ネットショップの商品ページを巡回して指定の条件を満たした商品を注文するブラウザです。指定した商品を指定の値段以下、または在庫有になったら、自動で注文してくれます。
自動注文が可能なツールとしては他に以下の２つがありますが、「Shop Ding Dong」が無料で対応店舗が多く、また全自動注文と注文個数指定が可能なツールとなっています。
ラクブラは楽天使用時は高速でおすすめです。またアマサーは有料で1,300円買い切りのため、ヨドバシ、ヤフーショッピングを使用したい場合はおすすめです。
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ラクブラ（楽天特化で1秒以下の高速自動注文）
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逆襲の購入支援 アマサー（有料で1,300円、対応店舗が多く、全自動注文可能）
対応店舗：Amazon、ヨドバシ、セブンネットショッピング、楽天、ヤフーショッピング
Shop Ding Dong のAmazonでの注文設定
ではさっそくAmazonで品薄商品を安価に購入する場合のインストールから設定までを解説していきます。
インストール方法
まずは「Shop Ding Dong」のダウンロードページにアクセスし、下部の「最新版をダウンロード」よりツールのダウンロードを行います。
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、中の「setup.exe」を起動します。
インストーラーの説明に沿って、インストールしていきます。「次へ」をクリックします。
インストールフォルダとインストールユーザーについては特に変更の必要はありません。「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックし、インストールを開始します。
インストール完了となりますので、「閉じる」をクリックします。
初期設定方法
「Shop Ding Dong」を初回起動すると、「環境設定」画面が表示されます。
- 基本設定
- 通信設定
- アカウント
上記３つの設定を行っていきます。
基本設定
基本設定では「その他」の「通知アラーム」、「成功アラーム」、「外部ブラウザ」の設定を行います。
「通知アラーム」、「成功アラーム」はアラーム音をサンプルから選択します。また外部ブラウザは通常使用している外部ブラウザのアイコンを選択すると、パスが自動入力されます。
設定後、「適用」をクリックします。
通信設定
メール通知を送信する際のメールアドレスを登録します。「Yahoo」、「Gmail」はテンプレートを用意されています。Gmailの場合は「安全性の低いアプリ」の使用許可をしないとGmailの送信は使用できないため、Yahoo!メールか、その他のメールアドレスを使用することをおすすめします。
- SMTPサーバ、ポート番号、送信元メールアドレスはメールアカウント指定のものを入力してください。
- 宛先メールアドレスは受け取りたいメールアドレスで設定してください。
- 認証設定ではログインに使用するアカウント名とパスワードを入れます。
- SSLは基本的にはOnでポート番号465を使用することをおすすめします。
- 送信テストを行い、正常にテストメールを受信できていれば設定完了です。
アカウント
オムニ7、楽天、Amazonのアカウント設定を行います。ここでは楽天とAmazonのみを記載しています。
楽天はまずユーザーIDとパスワードを設定します。そして支払い方法はデフォルトが一番高速に注文可能です。
「注文失敗時にカートを空にする」はOnにしておくことをおすすめします。注文失敗後、次の注文で合わせて購入してしまう場合があるため。
人のマークのアイコンをクリックし、ログインできるかを確認します。問題なければOKをクリックします。
Amazonについても同様に、Eメールアドレスとパスワードを入力し、人のアイコンをクリックし、ログインできるかをチェックします。
問題なければOKをクリックします。
Amazonでの自動注文の設定
設定が完了すると、ブラウザが起動します。注文したいサイトにアクセスし、商品ページを閲覧します。
今回は、「Amazon」の「あつまれどうぶつの森」をチェックします。
商品ページにアクセスすると上部に「タスク登録」のボタンが表示されます。ボタンをクリックすると自動注文の設定が表示されます。
タスク登録
タスク登録では監視周期、注文条件、個数、監視期間、通知方法等を設定可能です。
- インターバル：監視周期の設定となります。なかなか買えないもの等は10秒周期とし、問題なく購入可能なものは10分とすることをおすすめします。
- 監視期間：タイムセール中のみなど設定したい場合は、監視期間をその期間で設定します。
- 成立条件：購入するための条件となります。指定値以下とすることで、安価な場合のみ購入するなどの設定が可能です。
- 注文個数・回数：注文する個数と注文回数を設定可能です。
- アクション：監視のみの場合はメッセージやメール送信を設定します。注文まで実施する場合は全自動注文の✔を入れます。
「登録」をクリックすると設定完了です。
設定した内容にて監視を開始させるため、ブラウザ左上の赤枠記載のボタンをクリックし、監視を開始させます。
監視が開始するとログの画面に商品のチェックがされているログが記載されます。これでパソコンを放置しておくと勝手に商品を購入してくれるようになります。
ただし、気を付けることがパソコンの電源設定で、スリープをOffにしておかないと一定時間でスリープになり、タスクが動作しなくなる場合があるため、注意してください。
まとめ
今回は「Shop Ding Dong」という自動注文ツールの紹介をしました。欲しい商品の注文だけでなく、タイムセールや値下がりを狙って、安価に商品を購入し、販売するせどりにも使用できるツールなので、皆さんの副業活動にも役立ててください。
