シャオミから遂に「Redmi」シリーズを日本に投入します。シャオミは日本では2019年から販売開始していますが、シャオミの主力のスマートフォンは「Redmi」シリーズであり、本格進出を開始したといってもいいかもしれません。
シャオミは日本ではまだ聞きなれないかもしれませんが、ファーウェイ、OPPO、ZTEなどと同じ中華ブランドになります。世界のスマートフォン販売台数としてもサムソン、ファーウェイ、アップルに続いて第4位となります。
このシャオミの「Redmi Note 9S」ですが、値段が驚きの2万4800円と2万9800円の2モデルであり、エントリークラスの値段ですが、内容はミドルレンジ以上という化け物になります。
シャオミの「Redmi Note 9S」のスペックを紹介していきます。
Redmi Note 9Sのスペック
製品情報 | |
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端末名 | Redmi Note 9S |
型番/別名 | Redmi Note 9 Pro |
発売年 | 2020年6月 |
発売地域 | 日本:SIMフリー |
メーカー | Xiaomi |
言語 | 日本語対応 |
Googleサービス対応 | |
対応バンド・ネットワーク | |
3G | 1/2/4/5/6/8/19 |
4G | 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
ドコモ対応状況 | 対応Band :1/3/19/28 プラチナBandに対応 |
非対応Band:21/42 | |
ソフトバンク・ワイモバイル対応状況 | 対応Band :1/3/8/28/41 プラチナBandに対応 |
非対応Band:11/42 | |
au対応状況 | 対応Band :1/18/26/28/41 プラチナBandに対応 |
非対応Band:11/42 3G(CDMA2000)? | |
SIMサイズ・スロット | Nano SIM×2+MicroSD |
ネットワーク関連備考 | 2回線同時待ち受け対応 DSDV対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 6.67インチ/液晶/画面占有率84% |
解像度 | 2,400×1,080/FHD+/画面比率20:9 |
画素密度 | 395ppi/高精細 |
サイズ | H:165.75mm * W:76.68mm * D:8.8mm |
重さ | 209g |
本体色 | ブラック系/ホワイト系/ブルー系 |
システム仕様 | |
OS | MIUI 11(Android 10ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 720G |
Kryo 465 Gold x2 + Kryo 465 Silver x6?8コア,?2.3?GHz | |
GPU | Adreno 618 |
ベンチマーク | AnTuTu 8:総合スコア約281000点、GPUスコア約71000点 |
Geekbench 4:シングルコア約600点、マルチコア約1700点 | |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ4GB+容量64GB |
メモリ6GB+容量128GB | |
ストレージカード | MicroSD対応/最大512GB(独立スロット) |
カメラ | |
メインカメラ | 48MP+8MP+5MP+2MP クアッドカメラ(標準+超広角+マクロ+深度) |
フロントカメラ | 16MP |
機能仕様・センサー | |
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、Beidou、Galileo |
センサー | 指紋認証(側面)、顔認証、加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス、赤外線 |
防水/防塵 | P2i防滴 |
イヤホンジャック | あり |
ネットワーク機能 | Felica・NFC非対応 |
その他機能 | 1216 X 最大0.5 mm の高振幅ウルトラリニアスピーカー Smart PA 10V外部、増圧、大音量 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 5,020mAh |
充電 | 有線充電:18W(9V/2A) ワイヤレス充電:非対応 |
ポート | USB Type-C |
その他 | |
価格 | メモリ4GB+容量64GB:24,800円 メモリ6GB+容量128GB:29,800円 |
カラーバリエーション
カラーバリエーションは3色でグレー系とブルー系、ホワイト系となります。OPPOでも見られるオーロラブルー系がシャオミのRedmi Note 9Sでも採用されています。
OPPOと比べるとブルー系でより青系統となります。ホワイトも少しシルバーっぽい感じでおすすめです。

カメラ性能
メインカメラがクアッドカメラとなっており、4,800万(メイン)+800万(超広角)+500万(マクロ)+200万(深度)画素となります。
ナイトモードや広角モード、ポートレートモード等に対応しており、高解像度で様々な撮影方法を楽しむことができます。ナイトモードでは以下のように夜景を見たまま撮影することができます。
またピンチアウトして広い範囲を撮影しようとすると自動で超広角モードに切り替わり、画角が79度から119度まで拡大されます。シームレスに機能が切り替わる点が使いやすくおすすめです。
また深度センサーについてもポートレートモードでもきれいなボケ感で一眼のように撮影することができます。またマクロでも最大2センチまで近寄って精細に撮影することが可能です。
通常の一つのカメラだけではピントが合わなかったり、画角に誰かが収まらなかったりすることがありますが、気にせず使用できます。
これらの機能はクアッドカメラであることで、実現できているため、複数カメラが搭載されていることはかなりおすすめのポイントであると言えます。
インカメラにおいても1600万画素のカメラを備えており、十分な自撮り用の性能を持っています。
セキュリティ機能
指紋認証センサー
「Redmi Note 9S」の指紋認証センサーはボディ右側面の電源ボタンが対応しています。指紋センサーにタッチしたら、もしくは押したら認証のどちらかで使用することが可能です。
精度はかなり高く、速度も速いため、電源をつける動作でそのままロック解除ができておすすめです。他社のようにホームボタン位置や画面内になる場合、わざわざその場所を触る必要が出て少し面倒だと感じますが、電源ボタンや背面だとスマートフォンを持つ動作でそのまま解除できるため、使いやすいです。
顔認証
電源ボタンを押す際に、前面カメラに顔を向けることで、電源が付いた際に認証がすぐに解除されます。タイムラグもほとんどなく、認証性能も高いです。
おサイフケータイ
おサイフケータイやNFCについては非対応となります。モバイルSuicaやGoogle Payなどを使用されている方は選択肢から外れるかと思います。一方でQRコード決済がメインの方であれば、おサイフケータイを使うことはないため、機能とてなくても問題ありません。
防水性能
シャオミの防水性能はP2i防水と呼ばれる独自規格が採用されています。そのため、日本のIPXXは取得しておらず、防水性能はIP規格上は保証されておりません。
ただ独自規格で日常生活に支障がないレベルの防水性能は保証しています。以下の動画でどの程度の防水性能を指名しているか、紹介されていますが、防滴性能はあると考えて問題ありません。
また水没させてどの程度故障しないか、Youtuberの方がテストしてくれています。3分間水没させても問題なく使用できているため、IP規格では防水をうたっていませんが、十分な防水性能を持っていると考えて問題ないかと思います。
バッテリー性能

シャオミのRedmi Note 9Sのバッテリーは5,020mAhが搭載されており、ゲームでも13時間程度連続で遊ぶことが可能なバッテリー容量を搭載しています。普通の使い方だと2日は充電が不要なレベルの容量となります。
また18Wの急速充電にも対応しており、大きいバッテリー容量のため、充電時間がかかるのですが、かなり早い充電速度のため、充電時間も短くて済むようになっています。急速充電用の充電器も付属品に入っているため、すぐに使用できるようになっています。
まとめ
さすが世界4位のスマホメーカーと言える素晴らしいスマホを日本に投入してきました。クアッドカメラにトリプルスロットSimであり、デュアルスタンバイに加え、独立したSDスロットを保有しています。
さらにCPUとバッテリーもゲーム用に最適化され、ゲーマーの方も気にせず使用できるスペックとなっています。Redmi Note 9Sの搭載SoCは平均ベンチマークスコアは1年前くらいのフラッグシップモデルと同等の性能を持つチップを搭載しているため、8万越えのGoogle Pixel 3やGalaxy Note 9と同程度のハイエンドモデルと言えます。
これだけのスペックですが価格はメモリ4GB+容量64GBで24,800円、メモリ6GB+容量128GBで29,800円とどちらも3万円を切る価格帯となっています。
かなりおすすめなモデルなので、皆さんも分離プランで本体だけ購入する場合は対象として検討してみてください。
記事ありがとうございます。私も購入を検討しているのですが、重さを懸念しています。現在175gほどのスマホを使っています。
重さは209gなので若干の差ですが、長時間使っていると片手だと少し疲れやすい感覚はあります。
ただ、変えた当初は差を強く感じますが、使っているとあまり分からなくなります。前のを持った時に軽いとは感じます。
何時間もずっと使う事が多いのであれば、OPPO Reno3A等の軽い機種をおすすめします。