今回はOneOdioからサンプルにSuperEQのS1とS2のヘッドセットを提供いただきましたので、この2機種がどのようなヘッドセットか紹介したいと思います。
私としては良い評価をしてくれという依頼は断っているので、正直な感想を記載しています。では早速レビューしていきます。
また9月末まで使用できるクーポンコードをいただいたので、記事の最後に記載しています。
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OneOdioとは
OneOdioは、主にモニターヘッドホンを販売している中国のブランドです。ブランドを所有し、OneOdioのブランドを販売している会社は、One trillion Digital Technology (Shenzhen) Co., Ltd.と呼ばれており、中国広東省深センを拠点としています
この会社は10年以上のオーディオ製作経験があり、その後オリジナルブランドを製作し、最近日本に正式参入したオーディオ機器に特化したメーカーです。アジア、北米、ヨーロッパなど30カ国で活動を展開しているようです。
OneOdioのコンセプトは、「高品質なヘッドホンを、若い世代にも手頃な価格で。コストパフォーマンスを追求したヘッドホン中心のブランド」とのことで、コストパフォーマンスに優れており、音質は5,000円前後の手頃な価格のヘッドフォンの中では良い方だと思います。
Bluetoothや有線接続の機能どちらも含むモデルが多くあり、使い勝手が良いのも特徴です。デザインもシンプルな中で、カラフルなモデルもあり、お勧めです。
SuperEQとは
SuperEQはOneOdioのサブブランドであり、最高でクールなANC(アクティブノイズキャンセリング機能)を持った使いやすく冒険的なヘッドホンを消費者に提供するラインです。
「音楽を聴く素晴らしい体験を。そして若く、自由に、挑戦者は深く若いDNAの中を入っていく。」というようなコンセプトのようにカラフルでデザインの良いヘッドホンとなっています。
OneOdio SuperEQ S1・S2

では早速S1、S2はどんなヘッドホン、ヘッドセットか紹介していきたいと思います。
パッケージ内容
SuperEQ S1

- OneOdio SuperEQ S1本体
- USB-Microケーブル
- AUXケーブル
- 航空機用アダプタ
- キャリイングポーチ
- マニュアル
SuperEQ S2

- OneOdio SuperEQ S2本体
- USB-TypeCケーブル
- AUXケーブル
- 航空機用アダプタ
- キャリイングポーチ
- マニュアル
スペック
S1とS2はSuperEQのブランドから出ているヘッドホンで5,000円の価格帯の割にANCや外部音取り込み機能、Bluetooth、ヘッドセット機能など豊富な機能を備えています。
価格の割に音質や機能の面で優れたスペックを持っています。
音質
全体的には良い方ですが、特徴としてはS1、S2とも以下の感じがします。
- 低音やドラムは良い
- 全体的に落ち着いたサウンド
- 高音は少し軽い感じがする
- 定位や広がりが少し劣る
結構悪いところが多いように書きましたが、数万のヘッドホンと比べての話なので、5,000円以下のヘッドホンとしてはかなり音質は良いかと思います。
他の方のレビューを見ても低音やドラムは評価が高めで、高音は評価が分かれる感じです。定位は少し不自然で、落ち着いた感じのサウンド、その他は人によるというところですね。
装着感

装着感はS1はオーバーイヤーヘッドホンのため、耳を覆うので耳への圧迫感はあまりなく、クッションも良いのですが、私はAKG701を普段使っているので、オープンエアーに比べると付け心地は少し下がります。
S2はオンイヤーヘッドホンのため、耳の上につけるタイプです。こちらもクッションが柔らかく思ったより耳への圧迫感はありませんでした。
付け心地としてはAKG701 > SuperEQ S1 > SuperEQ S2 とやはりタイプの違いで装着感に若干の違いはあります。
ANC性能
S1はハイブリッド アクティブノイズキャンセリング ヘッドホンとなっており、外部の不要な音を遮断するために、4個の内外向きのマイクで周囲のノイズを検知し、最大33dBの騒音を低減できます。また、ヘッドセットのマイク機能としては2個の内向きマイクで騒音を低減し、クリアな音声を届けることができます。
S2もハイブリッド アクティブノイズキャンセリング ヘッドホンの機能を持っており、20〜25dB程度の騒音を低減可能であり、ヘッドセットとしてもノイズキャンセリング機能があるので、クリアな音声で会話可能です。
20〜25、33dBと言われてもどのくらいか分かりにくいと思うので、参考に記載すると以下くらいの音を消すことができます。またS1は逆に外部音声を取り込むことができるので、会話もできます。
- 20dB:木の葉の触れ合う音
- 30dB:柱時計の振子、ささやき声
- 40dB:深夜の市内、図書館、静かな住宅地の昼
有線/無線共用ヘッドホン
S1、S2ともにBluetoothでの無線接続とAUX 3.5mmでの有線接続の切り替え使用が可能です。Nintendo SwitchやPS4、5などではAUX 3.5mmでの接続が必要だったりするので、切り替えて使用できるのは嬉しい機能となります。
無線使用時は最大2台までペアリングを覚えることができます。同時使用は1台のみ。
ただし、有線接続時はヘッドセット機能が使えないので、ヘッドホンとしてのみの使用となってしまうのが残念な点です。
また無線と有線で周波数応答がどちらとも20Hz-20KHz(Bluetooth接続時)、16Hz-40KHz(AUXケーブル接続時)のように無線の場合若干範囲が狭いですが、人間の耳は20Hz-20kHz範囲しか聞こえないので、特に問題ないかと思います。
長時間の連続使用
S1は2時間の充電で、45時間程度の連続使用を行うことができます。ANC使用や無線使用時は若干使用時間が短くなるようです。S2も基本的には同じ考え方で、25時間の連続使用が可能です。
操作方法
機能は基本的にどちらもほとんど同様の機能がありますが、外部音取り込み機能がS1のみである点とボタン配置が少し異なっています。
SuperEQ S1

ヘッドホンの右側の上部に音量の+−のボタンと電源ボタンがあります。下部にノイズキャンセリングと外部音取込の切替ボタンがあります。
電源ボタンは長押しで「電源入切」、短く押すと「再生・停止」となります。音量は+−短く押すと音量で、長押しすると「次の曲」、「前の曲」に選曲できます。音量上限、下限、ノイズキャンセリングと外部音取込の切替などで音声案内が流れます。
SuperEQ S2

SuperEQ S2もボタン配置が異なるだけで、ANCのボタン以外はそれぞれのボタンの機能は同じです。
入出力端子
入出力端子はAUX 3.5mmは共通で、充電用のUSBがS1はMicro、S2がTypeCとなっています。
SuperEQ S1

SuperEQ S2

まとめ
今回はOneOdio SuperEQ S1、S2を提供いただいたので、2機種をレビューしました。どちらも価格を考えると買いのヘッドセットです。
この価格で価格以上の音質とノイズキャンセリングなどの機能が豊富でおすすめできるヘッドセットです。
ただし、惜しいのは有線でヘッドセットの機能が使えないことですね。これが使えるとゲーム用としても活用ができたので、今後の機種でこの点が改善されてくると良いですね。
あと今回特別にOneOdioからクーポンを提供いただいています。9月5日〜30日まで使用できるとのことなので、是非利用ください。
OneOdio SuperEQ S1:15%Off【 OP79TVC4 】
OneOdio SuperEQ S2:10%Off【 LWJLYLGD 】