私の洗濯機は大学時代から使っている三洋電機のASW-EG42Aなのですが、とても上部で十数年使っておりました。ただ十数年使っていると洗濯槽のカビが酷くなってきたのと、家族4人だと流石に4.2kgのサイズは厳しくなってきたことから買い替えを検討しました。
以下の記事で洗濯機の買い替えにあたり、調査した内容を紹介していますが、その結果日立のビートウォッシュ BW-Vシリーズを購入したので、紹介したいと思います。
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日立 ビートウォッシュを選択した理由

先程の紹介記事を参考に私は日立の全自動洗濯機 ビートウォッシュ BW-V80F-Wを購入しました。本機種を選んだ理由としては以下になります。
- 初期費用が安価
- 洗浄性能が高い
- 浴室乾燥があるため、乾燥機能は不要
- 600mm幅以下のコンパクトなサイズ
- 8〜9kgの洗濯可能重量
これらの条件、つまり主に外干しや浴室乾燥などで乾燥機能が不要な条件で選択していくとコスパ面と洗浄性能でビートウォッシュが選択肢となりました。このBW-Vシリーズは重量により3つの製品があります。その3つはBW-V90F(9kgタイプ)、BW-V80F(8kgタイプ)、BW-V70F(7kgタイプ)となります。
また日本国内の洗濯機シェアは日立とパナソニックの2強で、この2社で過半数を締めています。では日立の製品のおすすめポイントを次で紹介します。
日立のおすすめポイント
洗浄力
日立の洗濯機の最大の特徴は「洗浄力」です。日立の洗濯機には大流量の水を使って衣類に高濃度の洗浄液を浸透させる独自技術の「ナイアガラビート洗浄」があり、頑固な襟や袖の汚れや泥汚れもキレイに落とすことができます。
ナイアガラビート洗浄
ナイアガラビート洗浄は上部から水を流し込みながら、下部の中心部分が膨らんだパルセーターがしっかりと洗濯物を攪拌し、洗濯します。

パルセーターが回転すると、写真だけでもしっかりと水が回っていることがわかります。この攪拌によりしっかり汚れを落としてくれます。
そして私が日立の洗濯機にして一番驚いたのは次の2つで洗濯物が絡まないことと柔軟剤を使用すると前の洗濯機で柔軟剤を使用して洗濯した時よりふわふわになることです。
このどちらの理由も恐らく、ビートウォッシュの水量とパルセーターでの攪拌の仕方にあるのかと思います。洗濯1つでここまで驚くとは思いませんでした。さすが技術力の高い日立ですね。

洗剤・柔軟剤投入口
洗濯洗剤・漂白剤の投入口は洗濯槽のサイドにあり、柔軟剤の投入口は蓋の奥側の下についています。洗濯洗剤・漂白剤の投入口は洗濯槽のサイドのため、洗濯の度に位置が変わってしまうのはデメリットとなります。日立の洗濯機がパナソニックなどと比べて弱いのは柔軟剤と洗濯洗剤の投入口が1箇所にまとめられていない点かと思います。
ただ、慣れればそんなに気になりません。そもそも前の洗濯機も別々の箇所に入れていたので、変わっていないというのが正解ですね。


つけおきナイアガラビート洗浄
またこの「ナイアガラビート洗浄」にはつけおきバージョンもあり、「つけおきナイアガラビート洗浄」では120分または360分ゆっくり時間をかけて洗濯することで、下洗い不要で浸透してしまった黄ばみも落とすことが可能です。
つけおきナイアガラビート洗浄の効果を検証するために、下洗いをして通常の洗濯で落ちなかった黄色いシミに対して、360分のつけおきナイアガラビート洗浄でどの程度落ちるか確認をしました。
このつけおきナイアガラビート洗浄ではつけおき中も適度に洗濯槽を回して攪拌してくれているので、つけおき効果も高くなっています。そしてつけおき完了後に自動的に洗濯をしてくれるようになっています。
そのため、夜中や外出中に回しておいて、朝や戻ってきて干すとつけおき時間がかなり長いので、ちょうど良いかと思います。つけおき時間は120分と360分がありますが、一度ついている汚れには360分、予防には120分という設定がおすすめです。
実際の結果として、左が下洗い+通常洗濯、右がつけおきナイアガラビート洗浄360分ですが、つけおきナイアガラビート洗浄でしっかりと黄色い汚れが落ちていることがわかります。このように日立のビートウォッシュの洗浄性能は高く、しっかりと汚れを落とすことができます。

選べる洗濯方法

洗濯方法は色々選べて、通常の洗濯、おいそぎ洗濯から、部屋干し、おしゃれ着洗いなど様々な洗い方を選ぶことができます。また自分で設定できる手作り洗いのボタンもあります。
私は浴室乾燥か部屋干しが多いので、エアジェット乾燥を30分くらい入れておくことで、通常の洗濯時より水分を減らして乾きやすくしています。
ここで記載されているエアジェットは簡易乾燥機能のため、乾燥機能付きの洗濯機みたいに乾燥するものではなく、軽めの服や下着類を乾燥できる程度の機能になっています。そのため、若干水分を落としたい時などに使用するようにします。
品質と保守体制
日立は洗濯機の要であるモーターの品質も素晴らしく、故障が少ないことでも有名です。このモーターは日立が創業当時から最も得意とする製品で、日本・世界中のさまざまな場所・工場などで日立のモーターは使われています。
そのさまざまな環境で使われるモーターの技術力で作られた洗濯機のため、毎日使う負荷の高い洗濯機でも故障が少なく、安心して使用することができます。
また日立などの国内メーカーであれば、保守サポート体制もしっかりしており、日本中にサポート体制を構築しています。家電量販店は保証期間内の製品に故障が発生した場合、その修理をメーカーやメーカー系列の修理店に依頼します。この際に日立のお膝元の関東においては1、2日で修理担当者が駆けてくれることが多く、洗濯機が使えないという大問題を迅速に解決してくれます。
日立の製品であれば、安心して購入することができるかと思います。
日立 ビートウォッシュ サイズ展開
日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ BW-Vシリーズのサイズ展開は7kg〜9kgとなっています。年度によっては10kgも展開されていますが、最新のBW-V○○Fでは10kgはサイズ展開されていません。一つ前の世代であれば、10kgが展開されているので、そちらを購入するのも手かもしれません。
最近の洗濯機の購入は人数✖️1.5kgより若干大きめを購入される人が多いので、3人世帯までは7kg、4人は8か9kg、5人世帯は9kgか、それ以上のサイズの洗濯機を購入することをおすすめします。
特にお子さんがいる世帯やバスタオルなど大きめのタオルを普段使われている方、週末にまとめ洗いしたい方は通常より大きめのサイズを購入しておくと、洗濯物が入れ過ぎにならず、洗浄性能がしっかり発揮できます。迷うようであれば大きめを購入してみてください。
まとめ
今回は日立の全自動洗濯機 ビートウォッシュのBW-Vシリーズを紹介しました。私も使用していますが、洗浄性能が高く、洗濯物が綺麗に汚れが落ちてふわふわに仕上がります。洗濯した服の仕上がりに大きな差が出るので、日立やパナソニックの洗浄性能が高く、壊れにくい洗濯機を買うと長く使えておすすめです。
また購入する際は洗濯機は毎日使うので、負荷がかかりやすい家電のため、長期保証に入っておくことをおすすめします。私は前の三洋電機の洗濯機は14年程度一切の故障なしで使うことができました。そんな信頼のある製品を使いたいですね。