先日、アストロプロダクツの手斧を購入して、レザーシースやネックカバーを自作して、さらに研ぎ直して黒サビ加工を行ったのですが、キャンプに行く際にベルトホルダーがあると便利かなと思い、ベルトホルダーを自作しましたので、紹介したいと思います。
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ベルトホルダーの作り方
さっそくベルトホルダーを作っていきます。参考にしたのはファイヤーサイドのアックスホルスターで、基本的にはこのホルダーをベースに付け外しが楽なようにベルト取り付け部にジャンパーホックを取り付けるようにしています。
他にもPinterestのPinを色々みながら、想像を膨らませるようにしています。Pinterestには色々なクラフターの方がデザイン性の良い作品をあげてくれているので、いい刺激をもらうことができます。
自分が作りたい作品の参考にしてみてください。
使用する素材
今回使う革はタンローをコードバンのカラーで染色した革が余っていたので使用しました。1,100円で20枚くらい入っているタンロー端切れパックをいつもAmazonで購入して使っています。
染色前のタンローがこの価格で500g購入できるのはかなりおすすめです。
また革以外にパラコードと留め具を使います。留め具は100均で売っていますので、そこで購入しました。パラコードは楽天で1mで40円くらいで売っています。
作成方法
まずは自分の斧のサイズに合わせて革を切り抜きます。斧によってサイズが若干異なるため、型紙は用意していません。切り抜く必要がある革は3つです。
- 柄に巻くための革
- ベルトに掛ける部分の革
- 上記2つを接続するための革
斧の柄がホルダーから抜き差しできる径になるように「柄に巻くための革」のサイズ調整をします。あまり大きくしすぎると斧が傾いたりするので、サイズには注意してください。
そして「ベルトに掛ける部分の革」と「柄に巻くための革」を接続するための革を切り出します。
そして今回はスタッズでとめるため、穴を空ける位置に銀ペンで目印を付けます。私は裏表を間違って目印を付けて穴を空けたので、裏返してつける際に若干穴の位置が合わず、再度空け直す必要が出ました。皆さんは裏表を間違わないように注意してください。

穴を空け終わった状態が次の写真となります。ジャンパーホックをまず付けて、そしてスタッズで革を繋いでいきます。ベルトにつける部分は重さが来るため、ジャンパーホック2つで取り付けるようにしました。横に2つにしましたが、縦に2つの方がもしかしたら良かったかもしれません。

ジャンパーホック、スタッズをうち終わるともう完成です。今回スタッズを使ったのが初めてだったので、打ちすぎました。皆さんは取り付けるのは半分の数くらいが、丁度いいのではないかと思います。後は斧を固定する用のパラコードを通します。

通したパラコードは端部をライター等で炙ってほつれないようにします。そして留め具を取り付けて斧を入れた際に固定できるようにします。

実際に手斧ホルダーにアストロプロダクツの手斧を入れて固定した写真が以下となります。パラコードを使うことで、取り外しがしやすく、またしっかり固定できるのでおすすめです。

パラコードを緩めると上に手斧を抜けるようになります。レザークラフトの道具を持っていると簡単に色々な物を自分に合った形で作ることができます。

まとめ
今回は手斧ホルダーを作ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
私はレザークラフトを初めて1〜2週間ですが、こんな感じで簡単に色々な物を作ることができてものすごく楽しいです。
皆さんもレザークラフトを初めてみて、キャンプ用品や身の回りのもの(私は馬蹄型コインケースやケーブルバンド、イヤホンケースなどを作ってます。)を自分好みに作ることができるので皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?