本記事では実家が喫茶店の私が、コストコのスターバックスとコラボしたエスプレッソコーヒー豆と美味しいペーパードリップのエスプレッソの飲み方を紹介したいと思います。
コストコのエスプレッソコーヒー豆
コストコのスターバックスがコラボしたコーヒー豆には2種類あり、「KIRKLAND SIGNATURE スターバックスロースト ハウスブレンドコーヒー」と「KIRKLAND SIGNATURE スターバックスロースト エスプレッソブレンドコーヒー」があります。
上記の写真はエスプレッソブレンドコーヒーの方です。907gが1,500円程度であり、100gあたり160~170円程度と大変コストパフォーマンスが高い製品となってます。
もう一つのコーヒー豆は以下の記事で紹介しています。また今回使用しているハンドミルについても紹介しているので参考にしてみてください。
コストコのプライベートブランドであるKIRKLAND SIGNATUREとスターバックスコーヒーのコラボ商品です。
スターバックスのエスプレッソローストのコーヒー豆はコスタリカ等一つの産地のコーヒー豆ですが、コストコとのコラボ商品はエスプレッソブレンドであり、ブレンドすることで安定した美味しさを出すことに重きを置いているのだと思います。
私はカルディ等でもイタリアンローストなどを好んで飲むので、コーヒー豆の甘み、コク、深み、苦味が強く、酸味が低いものを選ぶ傾向があります。今回も甘みと苦味、コクの強いエスプレッソブレンドにしました。
今回はエスプレッソ風にペーパードリップするため、極細挽き~細挽きの粒径で挽きます。ハンドミルの調節用のネジを一度きっちりと締めて挽きます。
粒度[mesh] | 粒子径[mm] | 名称 | 主な抽出法(一人当たりの分量[g]) | 味の特徴 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
18~ | 0.85~0.92 | 粗挽き | Coarse(コース) | パーコレーター(10~12g) ボイリング(10~12g) | 苦みが少なく酸味がやや強い | |
20~ | 0.78~0.84 | 中粗挽き | ||||
22~ | 0.72~0.77 | ネルドリップ(10~12g) | ||||
24~ | 0.65~0.71 | 中挽き | Medium(ミディアム) | ペーパードリップ(10~12g) サイフォン(10~12g) | ||
26~ | 0.60~0.64 | |||||
28~ | 0.55~0.59 | 中細挽き | Medium-Fine(ミディアムファイン) | 一般的なバランス | ||
30~ | 0.50~0.54 | 細挽き | Fine(ファイン) | エスプレッソ(6~8g) ウォータードリップ(10~12g) | 苦みとコクが強い | |
32~ | 0.46~0.49 | 極細挽き | Extra-Fine(エキストラファイン) | ターキッシュ(6~8g) | 苦みがとても強い | |
34~ | ~0.45 |
コーヒーを挽く際にはハンドルを回すリズムを一定に保ち、コーヒーの粒度が均一になるようにします。早すぎると熱を発してしまうため、ゆっくりと丁寧に回します。
エスプレッソ用の豆のため、深煎りで黒々とした色がよくわかるかと思います。ミルクを入れてカフェオレ(ミルク:コーヒー=50:50)やカフェラテ(ミルク:エスプレッソ=80:20)として飲むのもおすすめです。

エスプレッソのペーパードリップ方法
今回はハリオのV60円すい形ドリッパーにて、ハンドドリップします。ドリップ方法は以下のようにします。
準備
まずお湯を沸かし、コーヒーフィルターをセットします。フィルターはセット前につなぎ目を下図のように折り目をつけるとフィルターが浮かずにセットしやすいです。


コーヒー豆をペーパーフィルター用(極細挽き~細挽き)に挽きます。 その粉をドリッパーを揺すって平らに均します。

分量目安 :エスプレッソ用コーヒー豆は含水率が低いため、1杯60mlあたり8~10g程度であり、1杯のみの場合は最大分量で入れます。
蒸らし方
新鮮なコーヒー豆の味やコクをしっかりと出してあげるために、この蒸らし工程が重要になります。
1.コーヒーの中心からお湯を注ぎ、コーヒーの油分が先にフィルターに触れるように中心から100円玉程度の円を描くように注いでいきます。注ぐお湯の量は少量で、サーバーにポタポタと数滴落ちる程度で止めてください。
この時コーヒーの炭酸ガスが抜けて上面に泡のように膨らみます。最低でも30秒、可能なら1分間”蒸らし”のために待ちます。この”蒸らし”によって次にお湯を注ぐ際にコーヒーの旨味が抽出されます。
2.蒸らしが終わったら、コーヒーの成分を抽出します。15cm程度上部からコーヒー粉を混ぜ合わせるようにお湯を注ぎます。
3.サーバー、またはマグカップの量を確認して、60ml×人数分の十分な量が抽出されていればドリッパーを外します。炭酸ガスが抜けるのに併せてアクもコーヒーから抽出されています。
このアクが雑味を加え、コーヒーの味わいを変えます。そのためお湯の上に載っているアクがサーバーやマグカップに落ちないようにドリッパーを外してください。
4.出来立てのコーヒーの香りと味をしっかりと感じて飲んでみてください。次回飲む時にはミルの粒度を変えてみたり、ミルクを加えたりしてコーヒーの味の違いを楽しむのも面白いと思います。私もエスプレッソブレンドの豆を中挽きにしてドリップして、ブラックで飲んだりしています。

今回のコーヒーは細挽きで引いたため、ペーパードリップですが、エスプレッソ風の苦みとコーヒーの旨味が出ています。
最後に
今回は手挽きコーヒーミルとコストコのエスプレッソブレンドのコーヒー豆の紹介とおすすめのコーヒーの淹れ方を説明しました。皆さんもおいしいコーヒーを飲んで気分を上げていきましょう。
以下に今回使った機器、コーヒー豆のリンクを張っておきます。参考にしてみてください。