CentOS7でのネットワーク設定方法

設定方法の記憶メモとして記載してます。/etc/sysconfig/network-scripts内のconfigの編集は非推奨のため、nmcliでの設定方法としています。

1.IPアドレスの確認

[umilcl@localhost ~]$ ip a 1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 inet 127.0.0.1/8 scope host lo valid_lft forever preferred_lft forever inet6 ::1/128 scope host valid_lft forever preferred_lft forever 2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000 link/ether 00:00:00:00:00:00 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff inet 192.168.1.200/24 brd 192.168.1.255 scope global noprefixroute eth0 valid_lft forever preferred_lft forever inet6 fe80::196b:18c1:73e5:33fd/64 scope link noprefixroute valid_lft forever preferred_lft forever

2.nmcliとは

 Red Hat Enterprise Linuxおよび派生のCentOSでは、「NetworkManager」という管理ツールが用意されています。「NetworkManager」はネットワークデバイスの検出と関連システムの設定支援を行います。

 nmcliは、NetworkManagerの機能にCLI(Command Line Interface)からアクセスできます。ifconfigなど、他のコマンドを利用するか、/etc/sysconfig/network-scriptsディレクトリ以下にあるスクリプトを直接編集していたネットワーク関連の設定を、一元的に処理することが可能です。ただしnmcliからのCLIでの設定を推奨しています。

 基本的な用法は、以下に記載するコマンド名、操作対象を意味するオブジェクト、設定項目、オプションの順となります。有効なネットワークデバイスの一覧やIPアドレスなど設定情報を確認するだけでなく、ホスト名やIPアドレスの設定変更、回線のOn/Offなど、NetworkManagerで行う作業のほぼ全てがCLIから実行できます。

※NetworkManagerおよびnmcliと同等の管理作業を行うためのCUIとして「nmtui」も用意されている。対話型のツールであり、カーソルキーで項目を選びReturnキーで確定という方法で設定作業を行うことができる。

2-1.nmcliコマンド書式

オブジェクト一覧

オブジェクト設定項目意味
generalstatusNetworkManagerの設定項目を全て表示する
hostnameホスト名を表示/設定する
permissionsNetworkManagerの各種スイッチを表示する
loggingログを表示/取得範囲を設定する
networkingon(off)指定した回線を有効化(無効化)する
connectivity接続ステータスを表示する
radioallradioオブジェクトの全スイッチの状況を表示する
wifiNetworkManagerが管理する無線LANの項目を表示/設定する
wwanモバイルブロードバンド回線をオン/オフする
wimaxWiMAX回線をオン/オフする
connectionshow接続状況を表示する
up(down)指定した回線を有効化(無効化)する
add新しいネットワークデバイスを追加する
edit既存のネットワークデバイスを編集する(インタラクティブ)
modify既存のネットワークデバイスを編集する
delete既存のネットワークデバイスを削除する
reload全ての接続をディスクから読み直す
loadファイルから接続設定を読み取る
devicestatusネットワークデバイスの状態を表示する
showネットワークデバイスの詳細情報を表示する
connectネットワークデバイスを接続する
disconnectネットワークデバイスの接続を解除する
wifi有効なWi-Fiアクセスポイントを一覧する
wimaxWiMAXの接続事業者を一覧する

オプション一覧

オプション内容
-t簡潔な形式で出力する
-p読みやすい形式で出力する
-m出力モードを変更する(tabular=タブ分割、multiline=行分割)
-f出力フィールドを指定する
-eコラムセパレーターをエスケープする
-nNetworkManagerおよびnmcliのバージョンチェックを行わない
-aパラメーターが足りない場合問い合わせる
-w動作完了までのタイムアウトを設定する

3.Nic自動起動設定

上記のip aコマンドで表示されたIP設定モジュールに対して設定します。またオブジェクトはconnectionをconのように省略表記可能です。他に同じ省略が可能な物がなければcでconnectionの意味を持たせることが可能です。

# eth0設定確認 [umilcl@localhost ~]$ nmcli con show eth0 | grep autoconnect #NICの開始 [umilcl@localhost ~]$ nmcli dev connect eth0 #NICの自動起動の有効化 [umilcl@localhost ~]$ nmcli con mod eth0 connection.autoconnect yes

4.IPアドレス設定

上記のip aコマンドで表示されたIP設定モジュールに対してIPアドレスを設定します。

nmcli c mod <ip設定モジュール> ipv4.method manual ipv4.addresses <設定アドレス>/<サブネット> ipv4.gateway <ゲートウェイ> nmcli c mod eth0 ipv4.method manual ipv4.addresses 192.168.1.100 ipv4.gateway 192.168.1.1 ipv4.dns 192.168.1.253 ipv4.dns-search hogehoge.com systemctl restart NetworkManager systemctl restart network

最後に

 nmcliでの設定方法を記載しました。今までconfig直書きだったので少し抵抗がありますが、システム的にはこちらの方法でやった方がいいです。

 Hyper-V環境へのCentOS7の導入についても紹介しておりますので、参考にリンクを記載しておきます。

UMilCLhttps://umilcl.com
兼業ブロガー。メインは大手製造業システム企画・設計・プロジェクト管理。工場のプロセス制御が主な業務。 得意分野: プロセス制御と統計、機械学習、画像処理、システム技術 保有資格: プロジェクトマネージャー、情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、応用情報処理、第一種衛生管理者

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