今回はロードバイクに乗る時に使うサイクルボトルとして、使ってよかったおすすめのボトルを紹介します。
その名もCAMELBAK(キャメルバッグ)のサイクルボトルで、自転車を乗りながら、飲みたい時に効率よく水分補給を行うことができます。
キャメルバックのボトルのおすすめポイントやラインナップをまとめていますので、自転車のボトルをお探しなら、ぜひ参考にしてください。
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CAMELBAK(キャメルバック)とは?

CamelBak Products. LLCは、カリフォルニア州に本拠を置くアウトドア用品メーカーであり、ハイドレーションパックやウォーターボトルなどの水分補給用品で有名なメーカーです。CamelBakは、ハイドレーションパック、保護ギア、およびその他の製品を世界中の米軍等に提供しています。
また一般向けでは特にサイクリング、ランニング、トレッキングなど、水分補給が重要のスポーツ用のボトルやリザーバーが人気となっています。
私はこの中でもサイクルボトルが特におすすめです。
1988年、焦げるような暑さがおおう真夏のテキサス州でCAMELBAKは生まれました。自転車レースの初心者だったMichaelEidsonは150kmの過酷なレース中に何度もボトルを落としたり、ハンドル操作を誤ったりして危険な目に遭いました。後にCAMELBAK創業者となる彼は輸血用バッグと手術用チューブと靴下を組み合わせてTシャツの背中に縫い付けたのです。このプロトタイプをもとに1989年にCAMELBAKが設立され、画期的な製品が次々に生まれてきたのです。
CAMELBAK公式サイト
おすすめポイント「ジェットバルブ」

キャメルバックのサイクルボトルは特殊な構造をしており、ボトルのキャップの開け閉めや口にくわえて開ける作業が不要です。ボトルを軽く押すか、吸うだけで、水分補給が行えます。
軽く握るだけで水が出る
キャメルバックのサイクルボトルは軽くボトルを握ってやると勢いよく水がでます。これはCAMELBAK独自の「ジェットバルブ」と呼ばれる機能です。
ロードバイクに乗っている際に、キャップの開け閉めが面倒ですが、このボトルは持って口を添えて、ボトルを軽く握るだけで水分補給ができます。

また軽く握るだけで水が出るのであれば、こぼれるのではという心配がありますが、走行時にも漏れない「セルフシーリングバルブ」により逆さまにしても中の水は出てきません。

私が実際に試しましたが、ロードバイクでボトルゲージに入れて何十km乗っても、こぼれることはありません。
この飲みやすさとこぼれることがないということは地味にストレスがなくて嬉しいです。

そしてこの機能は特殊な蓋の形状によって実現しています。中を見てみるとなかなか見ない蓋の形状をしています。
またキャップだけでなく飲み口も簡単に取り外し、分解できるのですみずみまで洗えて奥に汚れが残る心配もありません。

ボトル側の中の構造についてはあまり他のサイクルボトルとの違いはありません。間の保冷用の層の構造の違い程度かと思います。

蓋のロック機能

また逆さまにしても水はこぼれませんが、さらに蓋にはロック機能があり、運搬時には絶対にこぼれないように蓋にロックをかけることができます。
これは結構固いので、サイクリング中に操作はあまりやりたくはありません。基本的に運搬中のみロックするためにあります。
Amazonのレビューなどでキャップが固すぎて使えないというレビューをされている方がいましたが、恐らくこの蓋の開閉をサイクリング中にされたのだと思います。
走行中は「セルフシーリングバルブ」だけで全く漏れません。
キャメルバックのボトルラインナップ
キャメルバックから出ているボトルは現時点で4種類(サイズ展開含めて9種類)ありますが、その中でもおすすめのボトルをいくつか紹介します。
保冷効果4倍!ポディウムアイス
「ポディウム・アイス」はエアロジェルテクノロジーを採用しており、従来比4倍の保冷性を持つボトルとなります。
TruTasteTM ポリプロピレンとHydro-GuardTM加工を組み合わせた内部は臭い移りやカビの繁殖を抑え、ボトル特有のニオイもありません。
サイズは620mlのみの展開となっています。
コスパ良好!2倍の保冷効果 ポディウム チル
「ポディウム・チル」は2重構造のインサレーション機能を備えており、従来比2倍の保冷力を持つボトルとなります。
サイズ展開は620mlだけでなく710ml、750mlの大容量ボトルもあり、また「ポディウムアイス」の半額程度とコスパ良好です。
一番人気のモデルのため、カラー展開が多いのもおすすめポイントです。
一番スタンダードなボトル ポディウム
キャメルバックの中で最もスタンダードなモデルが「ポディウム」となります。
「ジェットバルブ」や「セルフシーリングバルブ」、「ロック機能」については全てのモデルについているため、水分補給のしやすさのみ必要で、保冷機能が必要なければこのモデルでも問題ないと思います。
ただし、もう500円程度出せば「ポディウム チル」が手に入るため、私はそちらの購入をおすすめします。
サイズ展開は620ml、710mlの2種類展開されています。
汚れから守るキャップ付き ポディウム ダートシリーズ
ライド中に泥はねしても飲み口が汚れないキャップ付きボトルとなります。悪路を走るマウンテンバイクや泥はねでキャップが汚れるのが嫌な方はこのシリーズがおすすめです。
ダートシリーズは保冷性能2倍のチルとスタンダードの2種類の展開があります。サイズは620mlのみとなります。
別売りで通常キャップや泥汚れ防止キャップも
キャメルバックのボトルには、交換用に別売りのキャップを購入することが可能です。またダートシリーズと同じ泥汚れ防止用のキャップも後から購入できます。
追加購入できるキャップには水浴び用のシャワーモードに切り替えられるタイプもあるのでおすすめです。
まとめ
今回はキャメルバックのサイクルボトルを紹介しました。キャメルバックのボトルには「ジェットバルブ」や「セルフシーリングバルブ」などの機能がついており、ボトルの水が溢れにくく、水分補給がしやすくなっています。
また保冷性能も3段階で選択できるので、自分の使い方に合った、また自分の好きなカラーのボトルを選ぶことができます。
皆さんもキャメルバックのボトルを使って、快適なサイクルライフを送ってみてください。